一般財団法人 防府消化器病センター

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内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)・内視鏡的治療について

2013.05.15

 ◆視鏡検査について

 内視鏡検査とは、先端に小型カメラ (CCD) またはレンズを内蔵した太さ1cm程の細長い管を口あるいは肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察し、時には治療を行うものです。口から挿入するものが「胃内視鏡(胃カメラ)」、肛門より挿入するものが「大腸内視鏡(大腸カメラ)」です。また、経鼻内視鏡という鼻から挿入する胃カメラや鎮静剤(麻酔)を使用し苦痛なく楽に検査を受けることができる鎮静内視鏡検査という方法もあります。

内視鏡(胃カメラ)の先端部 鉗子口に組織採取用の処置具を装着

 

 

◆経鼻内視鏡・鎮静内視鏡について

経鼻内視鏡(胃カメラ)

 経鼻内視鏡とは鼻から挿入する細径胃内視鏡(胃カメラ)です。管の太さは、通常の内視鏡は1cm程度ですが、さらに細く5mm程度の細さです。一般的に行われている口からの胃内視鏡検査では、のどの奥にある舌のつけ根に内視鏡が触れるため吐き気を催す場合があります。これに対して、経鼻内視鏡検査は、胃カメラ(内視鏡)を口からではなく、鼻から挿入します。内視鏡が舌のつけ根に触れずに食道に入って胃に到達しますので、吐き気をほとんど感じることなく楽に検査を受けることができます。

上・・・経鼻内視鏡(胃カメラ)

下・・・経口内視鏡(胃カメラ)

※経口内視鏡はハイビジョンです。

右・・・鉛筆 7mm

中・・・経鼻内視鏡(胃カメラ)約5mm

左・・・経口内視鏡(胃カメラ)約10mm

 

鎮静内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)

 鎮静内視鏡とは鎮静剤(麻酔)を使用することで、苦しさを感じることなく、楽に検査を受けることができます。胃カメラ・大腸カメラとも鎮静内視鏡にすることができます。ただし、鎮静注射をした後は、車やバイク、自転車の運転などはできません。帰宅時には必ずご家族に付添をお願いしています。尚、検査後最低1時間は回復室で休んでいただきます。検査に時間をかけられない方は通常の内視鏡検査をお勧めします。

 

 経鼻内視鏡や、鎮静内視鏡は、今まで内視鏡検査を受けて、つらかった、苦しかったという経験のある方、またそのようなイメージから内視鏡検査を敬遠されている方におすすめの検査です。ご希望の方は、事前に当センターまでご相談ください。

 

◆内視鏡的治療について

 早期胃がん・早期大腸がんに対する治療として、内視鏡的治療があります。この治療は、内視鏡を用いてお腹に傷をつけることなく病変部を切除します。病変にはポリープと呼ばれる隆起型、平らな病変(表面型)があり、それに応じて切り取る方法が異なります。内視鏡治療として、内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)、内視鏡的粘膜切除術(Endoscopic Mucosal Resection, EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection, ESD)の3種類があります。

 

内視鏡的ポリープ切除術 (ポリペクトミー)

茎やくびれのあるポリープを認めた場合に内視鏡で切除します。
内視鏡を通してスネアと呼ばれるループ状の細いワイヤー(針金)を、ポリープの根元の部分に掛けて締め、高周波電流を流し、焼き切ります。

 

 

 

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

平らな病変(表面型)を認めた場合にEMRにより内視鏡的治療を行います。

まず、病変の粘膜下に薬液を注入し、病変部を持ち上げます。
次に、内視鏡を通してスネアと呼ばれるループ状の細いワイヤー(針金)を、病変部に掛けて徐々に締め、高周波電流を流し、焼き切ります。

 

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

ポリペクトミー、EMRなどの内視鏡治療では一括切除できない大きな病変などは、ESDにより内視鏡的治療を行います。

まず、病変の周りにマーキングをします。
次に、病変の粘膜下に薬液を注入し、病変部を十分に浮き上げて、マーキングした部分を取り残さないように周囲を切開し、粘膜下層を剥離していきます。

 

◆内視鏡検査・治療の受診について

月曜日から土曜日まで、前日午後9時から絶食であれば、当日予約なしで胃内視鏡検査(胃カメラ)が可能です。月曜日・木曜日は、九州大学・山口大学より内視鏡専門の医師が来院し内視鏡検査しています。

月曜日・・・・・・・・九州大学第二内科 前畠裕司 池上幸治 浅野光一

木曜日・・・・・・・・山口大学第一内科 西川潤

月・水・金曜日・・岡崎幸紀(日本消化器内視鏡学会指導医)

月~土曜日・・・・常勤医師

 

研究所長 岡崎幸紀医師(日本消化器内視鏡学会指導医)

 

当センターの常勤医師

 

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財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院

所在地:山口県防府市駅南町14-33 (山口県の中央部 瀬戸内海に面した街)

診療科目:

消化器外科、消化器内科、内視鏡外科、内視鏡内科、疼痛緩和内科、胃腸外科、胃腸内科、外科、内科、放射線科

 

 ※ 財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院は、山口県防府市(防府市役所前)にある消化器専門の病院です。

腹腔鏡下手術(単孔式) 、腹水治療(KM-CART) 、緩和ケア 、内視鏡検査・治療(胃カメラ・大腸カメラ) 、人間ドック 、健康診断・ピロリ菌検査・頸動脈エコー検査)

胃腸とこころ 、からだにやさしい胃腸科レシピ

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