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広報誌「いてふ」第83号(4月号)

2024.03.29

広報誌「いてふ」第83号(4月号)

(2024年4月発行)

防府胃腸病院 広報誌「いてふ」第83号 目次

◇新年度スタートに向けて 病院長あいさつ
   病院長 三 浦 修
 今年初めの能登半島地震に際して、亡くなられた多くの皆様、ご家族の方々には心より
お悔み申し上げます。私ども医療機関にとっても、いつ自身の身に起こるかも知れない自
然災害やサイバー攻撃への対応、あらゆる非常時への備えは常に最優先課題としなければ
なりません。
 当院は、昨年秋「一般病院1」病院機能評価審査を受審し、今年2 月に病院医療機能評
価機構から認定を受けることができました。受審を前に院内体制の整備・再構築、医療安
全に対する職員の意識改革、さらに多くの手順やルールの見える化・標準化を行い、患者
さんへの良質な医療の提供に努めてまいりました。
 受審準備の中で多くの課題も浮き彫りとなり、今後さらなる質改善のための努力を継続
する必要があります。医療の安全性を十分担保し、患者さんへの最大限の利益を提供する
ために何が必要か、次の受審に向けて新たな一歩を踏み出してまいります。
 医療や介護に関わる全職種の人材不足の中、限られた医療資源をいかに有効に生かし、
安心安全な医療を提供するかが医療機関にとっての大きな課題となっています。第8 次保
健医療計画に向けて医療機関に求められるのは、地域におけるそれぞれの役割を分担し、
相互に連携しつつ最大限に医療機能を発揮することであり、そのためにはDX の利用、多
職種協働による業務の見直しや効率化を進め、永続性のある地域医療提供体制を構築して
いかなければなりません。
 今後、国は情報通信機器を用いた診療を強く進めていきます。マイナ保険証利用による
医療情報の活用、電子処方箋システムの構築、急性期ばかりでなく在宅医療やへき地医療
を含めて、医療DX を活用した診療の多様化が現実のものとなります。医療に従事する私
たちには、診療形態が変化しても患者さんとの信頼関係を崩さない基本姿勢が強く求めら
れます。

◇広島大学病院の寄附講座は3名体制に変わります
   准教授 奥 田 浩
 これまで2 名で診療していましたが、今年度から新たに1 名の医師が加わり、3 名体制
で診療していきます。

《医師紹介》
     矢野琢也 助教 広島大学病院 寄附講座 防府消化器病センター内視鏡外科講座
 下部消化管(大腸・小腸)を中心に、消化器外科疾患を専門にしています。外科手術・
化学療法など消化器疾患の治療で防府の医療に貢献できるよう、皆様の健康のお手伝いを
したいと思います。よろしくお願いします。

◇「女性内視鏡外来」を開設します
   消化器内科部長 藤原純子
 4月1日、女性の大腸内視鏡検査の受診率向上を目指して女性の内視鏡専門医が行
「女性内視鏡外来」を、上部内視鏡検査による咽頭・食道がん早期発見を目指して
食道
がん専門医が行う「食道がん外来」を開設しました。

■ 女性のがん死亡率1 位「大腸がん」から女性を守りたい
 2019 年度の大腸がんの死亡数統計では、男性で3 位、女性で1 位、罹患数統計は、
男女総数1 位であ
り、死亡率の年次推移も右上がりに上昇するなど、大腸内視鏡検査の
重要性が増加しています。大腸が
んのほとんどは、大腸ポリープが増大するに伴ってが
ん化する特徴があり、症状がない段階で大腸内視
鏡検査を受けていただき、小さなポリ
ープの段階で発見し治療することで予防することができます。

■「女性内視鏡外来」は医師も女性です
 被検者にとって検査の受け入れやすさは重要なファクターです。特に女性において大
腸内視鏡検査は、羞恥心や不安から女性内視鏡医への要望が多く
なっています。そこで
当院では、女性被検者の受容性を重視し、「女性内視
鏡外来」を開設します。女性の消
化器内視鏡専門医がスタッフ(看護師・内
視鏡技師)とともに、最新の内視鏡システムを
使用し、苦痛の少ない、質の
高いスクリーニング検査から内視鏡治療までを提供します。
また、希望者に
は鎮静剤による静脈麻酔や日帰りでのポリープ切除も行います。

◇「腸活コラム❶」腸内細菌フローラ検査を始めます
 SDGs で多様性が叫ばれる中、大昔から多様性を追求してきた世界があります。それ
は私たちの体内で重要な役割を担っている「腸」の世界です。
 巷では「腸活」という言葉をご存じの方も増えてきましたが、2024 年度、防府消化
器病センターは消化器の専門病院として、基本理念に掲げる「予防医学」の観点からも、
エビデンスに基づいた「腸活」を一つの軸として健康プロジェクトを企画し、腸内環境
の最適化をテーマに取り組んでいきます。
 その一環として、この広報誌「いてふ(イチョウ)」でも、今年度1年間「腸活」に
まつわる話を連載していきます。
 新年度より健診部門にて「腸内細菌フローラ検査」の運用を開始する予定です。女性
専門の大腸内視鏡検査を行う「女性内視鏡外来」も始まります。また、今年9月には京
都府立医科大学の内藤裕二先生には、「今知りたい腸と健康について」もお話いただけ
ることになっています。お楽しみに!

◇スプリングコンサート開催します!
 4 月5 日~20 日、防府音楽祭が開催され、当院でも演奏があります。
日時・場所:4 月16 日(火)13:00~ 当院1階外来ホールにて
演奏とお話:田中雅弘/チェロ
(防府音楽祭スプリングセミナー実行委員会委員長、
元東京都交響楽団首席奏者)
喜多村裕美/ピアノ
広田智之/オーボエ (東京都交響楽団首席奏者) ほか
演奏曲:荒城の月、からたちの花、リベルタンゴ ほか

〇4月の外来診療予定表 ☚クリック
 「いてふ」4ページ目またはホームページ内の外来医師担当でご確認ください

〇Editorial Note  事務局長 栗林 左知
 桜の美しさは、その儚さからもわたくしたちの心に響きます。新しい年度を迎えまし
た。去る人、新しく出会う
人、この時季はひとの想いも行き交います。一抹の寂しさを
覚えますが、新しいスタートを切るには最適の時
季ではないでしょうか。4 月は春分か
ら清明にそして穀雨に移り変わります。日本では4 月に新年度が始まり
ますが、本当に
良い季節に定められたものだと改めて感じ入ります。万物が清く生き生きとするこの季
節、皆
様も外に出て春の息吹を思いっきり取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

一般財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院

所在地:山口県防府市駅南町14-33 (山口県の中央部 瀬戸内海に面した街)

診療科目:

消化器外科、消化器内科、内視鏡外科、内視鏡内科、疼痛緩和内科、胃腸外科、胃腸内科、食道内科、外科、内科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科

 

※ 一般財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院は、山口県防府市(防府市役所前)にある消化器専門の病院です。

腹腔鏡下手術(単孔式)腹水治療(KM-CART)緩和ケア内視鏡検査・治療(胃カメラ・大腸カメラ)人間ドック健康診断・ピロリ菌検査・頸動脈エコー検査)

胃腸科コラム胃腸とこころからだにやさしい胃腸科レシピ

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