広報誌「いてふ」第96号(5月号)
2025.04.30
(2025年5月発行)
防府胃腸病院 広報誌「いてふ」第96号 目次
◇今年もめぐってまいりました!5月5日は、「手指衛生の日」
WHOでは毎年手指衛生の日にあわせてキャンペーンが開催されます。昨年も
ご案内いたしましたが、当院は今年も手指衛生多角的戦略キャンペーンに参加し
ます!
今年に入ってノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎が全国的に流行しま
した。東京都感染症情報センターの報告によると、通常では収まる時期の2月中
旬頃から患者数が急増して過去10年間で最多となりました。
ネットニュースなどでも話題になりましたが、トイレ内へのスマホ持ち込みが
ーつの原因か、とも言われています。最近はスマホを持ち込み、トイレ個室内で
のスマホ操作などから、感染源がそのままスマホに…。スマホから手が離せずに
手洗い不十分、あるいは手は洗ったけど、スマホは汚染されたままで、などなど
専門家からも警告が発せられています。スマホの菌数は便座の10倍という研究
結果もあるようです。ほとんどが無害なものですが、トイレの前後ではスマホに
は触らず、しっかり手洗いした後に使用した方が安全でしょう。
新型コロナウイルスパンデミックも終息し、日常は復活、以前にもましてイン
バウンドやアウトバウンド推進が声高に叫ばれています。感染対策の意識も少し
薄まってきている中、国内外で衛生環境が異なる人々との交差も考えられます。
グローバルな新興感染症も目が離せません。身を守るために身軽にできる方法の
一つ、「手洗い」を習慣化しましょう!
◇入職式を行いました
2025年度がスタートしました。今年度は3名の職員が新たに仲間入りし、4月1日
に入職式を行いました。三浦理事長より「ご入職おめでとうございます。当院の歴
史を大切にして、社会人として、医療人としての責任を持って、地域に貢献できる
よう、防府消化器病センターの職員の一人として活躍してほしい」と歓迎の言葉が
贈られました。新入職員を代表して看護部の奥藤七海さんが「“信頼の輪”と“地域
医療サービスの向上”を心に刻み、一日一日勤めます」と挨拶をされました。
4月2日には感染対策、個人情報保護法などを学び、これから働く院内を見学し、
昭和41年当院がこの地に開設した防府胃腸科医院の建物の一部を残したモニュメン
トを見ることで、当院の歴史に触れ、これからも地域の皆様に貢献できるよう職員
一同力を合わせていこうという気持ちを共有することができました。
◇「新たに入職しました。よろしくお願いいたします」
2025年1月以降に、新たに入職したスタッフをご紹介します。どうぞよろしく
お願いいたします。
◇パートナーシップコーナー開設から約2年
「これからも情報提供に努めます」 サービス向上委員
このコーナーは、患者さんやご家族に病気や医療および健康増進に関する情報
を提供し、治療に積極的に参加していただくことを目的に、2023年7月に開設い
たしました。現在、医療・福祉を中心に栄養レシピや医療機関情報など含め、約
40種の資料を取り扱っており、多<の方にご利用いただいています。これからも
皆様のお役に立てる情報を提供し、より良いパートナーシップを築いていけるよう、
努めてまいります。
〇5月の外来診療予定表 ☚クリック
「いてふ」の診療予定表またはホームページ内の外来医師担当表でご確認ください
〇Editorial Note 事務局長 栗林 左知
5月といえば、5月5日の端午の節句。古<これらの節句は「忌むべき日」として、
邪気払いのためにお祓いをする日であったとのことです。3月3日も同様でその理由
については諸説あるようですが、季節の変わり目というのは体調を崩すことも多く、
注意喚起を含めての智慧であったのではないかとも思われます。3月は木の芽時の始
まり、5月は気温の上昇で食料が腐り始め、疫病流行の危険性が高まることなどが考
えられているようです。このような時季は自然の旬を取り入れて、免疫を高めてまい
りましよう。
一般財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院 所在地:山口県防府市駅南町14-33 (山口県の中央部 瀬戸内海に面した街) 診療科目: 消化器外科、消化器内科、内視鏡外科、内視鏡内科、疼痛緩和内科、胃腸外科、胃腸内科、食道内科、糖尿病内科、内分泌内科、外科、内科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科 ※ 一般財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院は、山口県防府市(防府市役所前)にある消化器専門の病院です。 腹腔鏡下手術(単孔式)、腹水治療(KM-CART)、緩和ケア、内視鏡検査・治療(胃カメラ・大腸カメラ)、人間ドック、健康診断・ピロリ菌検査・頸動脈エコー検査) |