広報誌「いてふ」第105号(2月号)
2026.01.30
(2026年2月発行)
防府胃腸病院 広報誌「いてふ」第105号 目次
◇鼠径(そけい)ヘルニア
「足の付け根が膨らむ」「立っていると違和感が出る」
そんな症状はありませんか?
広島大学病院寄附講座准教授
防府消化器病センター内視鏡外科講座 奥田 浩
鼠径ヘルニアは「脱腸」とも呼ばれ、主な症状は「立った時に足の付け根が膨らむ」
「足の付け根の違和感•痛み」です。男性の約4人に1人が生涯に発症する非常に頻度の
高い疾患で、腹壁の弱い部分である鼠径部(足の付け根)からお腹の中の腸や脂肪が皮膚
の下へ脱出している状態です。
嵌頓(かんとん)という脱出した腸が締め付けられ元に戻らなくなる状態になると緊急
手術が必要となることもあります。
鼠径ヘルニアは自然には治ることはないため、手術が唯一の治療法です。近年はメッ
シュという人工のシートを当てて広範囲に補強する方法が広く行われています。
当院では腹腔鏡手術を中心に鼠径ヘルニアに対する治療に積極的に取り組んでいます。
治療についてのお話を聞いていただくだけでも構いませんので、ぜひ一度、当院へご相
談ください。

◇第5回YAMAGUCHI消化器疾患研究会の開催報告
病院長 三浦修
今回の研究会では、前半、消化器外科部門の紹介を含め、手術内容や診療実績を報告
しました。広島大学病院寄附講座防府消化器病センター内視鏡外科講座 助教の佐伯吉弘
医師からは、ウェブで、当院における内視鏡外科治療の実際を「食道裂孔ヘルニア」の
手術動画など含めて説明していただきました。
後半では、地域における当院の役割、他の病院やクリニック、他施設などとの連携の
必要性、今後の地域医療構想の動きに応じて当院として何をすべきかなどを述べさせて
いただきました。
–地域包括ケアシステムにおいて当院が果たす役割などをお伝えしました–
当センターでは、防府・山口地区の地域包括ケアシステムにおける連携の構築におい
て、地域の医療機関の皆様、地域連携に携わる皆様、そして行政や介護福祉関係の皆様
とともに、地域に貢献できればと願っています。住み慣れた地域で患者さんが少しでも
健やかに過ごされますよう、尽 力してまいる所存です。ご来場いただいた皆様、ありが
とうございました。情報交換会では活発な交流が実現しました。今後ともどうぞよろし
くお願いいたします。

◇第25回防府音楽祭の一環として 「おでかけコンサート」を開催しました
1月9日、当センターで「おでかけコンサート」が開催され、ロビー空間に響く弦楽
五重奏の素敵なハーモニーが聴衆のもとに届けられました。演奏者の皆様、ご来場いた
だいた皆様、ありがとうございました。
•演奏 景山裕子・保手浜朋子(ヴァイオリン)、吉田篤(ヴィオラ)、
田中雅弘(チェロ)、伊藤珠里(コントラバス)
•曲目 モーツァルト「ディヴェルティメントK136」
クライスラー「美しきロスマリン」「愛の喜び」
チャイコフスキー「アンダンテ•カンタービレ」など
〇2月の外来診療予定表 ☚クリック
「いてふ」の診療予定表やホームページ内の外来医師担当表にも掲載しています。
〇Editorial Note 事務局長 栗林 左知
陰極まった大寒を過ぎ、立春を迎えます。あとは春の本格化を待つのみ、と気持ちは
陽に向かいますが、まだまだ2月。感染症も大敵です。今年も自分の中の鬼と向き合
う季節となりました。節分を迎え本格的に午年となりますが、このたびは丙午。干支
では陽(火)の陽(火)です。エネルギー溢れる年になろうかと思いますが、闇雲に
突っ走ることなく、内心落ち着いて身内の鬼を振り落とし、疾走できればと考えてい
るところです。皆様方もせっかくの午年、健やかに疾走いただける年になりますよう
祈念いたします。
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一般財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院 所在地:山口県防府市駅南町14-33 (山口県の中央部 瀬戸内海に面した街) 診療科目: 消化器外科、消化器内科、内視鏡外科、内視鏡内科、疼痛緩和内科、胃腸外科、胃腸内科、食道内科、糖尿病内科、内分泌内科、外科、内科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科 ※ 一般財団法人 防府消化器病センター 防府胃腸病院は、山口県防府市(防府市役所前)にある消化器専門の病院です。 腹腔鏡下手術(単孔式)、腹水治療(KM-CART)、緩和ケア、内視鏡検査・治療(胃カメラ・大腸カメラ)、人間ドック、健康診断・ピロリ菌検査・頸動脈エコー検査) |



