リハビリテーションのご案内Rehabilitationbilitation
2018年8月よりリハビリテーション科が開設されました。現在、理学療法士2名、作業療法士1名の合計3名で入院患者様へのリハビリテーションを提供しています。
今後人員体制も拡充を計画しています。
リハビリ室はゆったりとした明るい空間で、吹き抜けのある1階ロビーに設けています。
また、広々とした空間を確保した病棟や談話室、3階の中庭、気候の良い時期は屋外などもよいリハビリスペースとなります。
退院後の生活をイメージしながら楽しくリハビリテーションに取り組み、ご自宅で安心して暮らせるようお手伝いさせていただきます。
理念
徹底したリスク管理のもとセラピストとしての職能を発揮し
退院後のその人らしい生活の実現に向けたリハビリテーションを提供する
概要
当科では、患者様お一人お一人に合わせたリハビリテーション行い、入院生活から在宅生活へのソフトランディングを可能にすべく多職種との連携を強化しています。
また、手術前後あるいは病気を発症して間もない時期(急性期)からご自宅での生活を見据えた時期(回復期)までの段階に応じたアプローチにより、退院後再びその人らしい生活を送ることができるよう支援することを目指しています。
急性期のリハビリテーションは、早期離床を促進するためベッドサイドでの呼吸練習や座る練習をします。
症状が落ち着き回復期に入ると、立つ動作・歩く動作等により積極的に動いたり、体力の増進を図ったりします。
また、術後肺合併症の発症リスクが高い場合は、術前からの介入も行っています。
退院が近くなってからは、ご自宅での生活を想定した動作練習を行い、必要に応じてご自宅にお伺いし、実際の動きを練習したり住環境へのアドバイスをしたりすることもできます。
理学療法
主に基本動作能力(起きる、座る、立つ、歩く)の回復を図るため、運動療法を中心に行います。
運動療法とは、関節可動域、筋力増強運動、バランス練習、各種動作練習など身体を動かしやすくするための治療法です。
また、お身体の状況に合った杖や歩行車など福祉用具の選定も行います。
作業療法
作業活動を通して、座る・立つ・歩くなど基本的な体の動きを良くしたり、普段の生活を送るために不可欠な日常生活動作(食事・トイレ・更衣・入浴・整容)の練習をしたりして、楽しみながらその方が生きていくために必要な動作を獲得していきます。
施設基準
- 運動器リハビリテーションⅢ
- 呼吸器リハビリテーションⅠ
- がん患者リハビリテーション
対象となる方
- 当院に入院されている方
- 手術により体力が低下し、退院後の生活の不安をお持ちの方
- 呼吸がしづらく手術前にリハビリテーションが必要な方
- さまざまな病気や怪我、障がいにより体が動きにくくなり歩くことや日常生活に支障がある方
リハビリテーションの内容
- 筋力増強運動
- 関節可動域練習
- バランス練習
- 歩行練習
- 持久力向上トレーニング
- 日常生活動作練習
- 家事動作などの生活関連動作練習
- 術前術後を含めた呼吸練習
- 作業活動(趣味活動、支持的作業療法)
- 自主トレーニングの指導(ご自宅でできるものを含む) など
リハビリテーションのお問い合せ先
一般財団法人 防府消化器病センター リハビリテーション科
ご予約・お問合せ時間 平日(午前8時30分~午後5時)